観光案内業が早期退職なら、大手の会社や団体に転職する→個人事業主として働くのもあり

私は現在35歳(男性)、地元で観光業に従事しています。

業務は観光案内業、勤続年数は3年です。

早期退職が打診される可能性は今はない!訪日外国人は年々増えている

近年、日本に訪れる訪日外国人は年々増えている為、直近ですぐに解雇されるというような不安や、その可能性を感じるということは今の段階ではありません。

ただし、日本の観光業の将来を考える上で、不安材料があることも事実です。

一つ目は、近年多発している自然災害による影響です。

日本の代表的な観光地「箱根」では今回の台風19号で、壊滅的な被害を受けました。

特に今回のように設備や交通インフラが大きな被害を受けてしまうと、半年や一年など長期的にお客様が来てくれない、つまり無収入という状況が続きます。

さらに、日本の場合この台風だけではなく、地震、噴火など年間で本当に多くの自然災害が発生します。

自然災害による売り上げ減益を元通りに戻すには、本当に多くの時間と労力が掛かります。

収益が入ってこないのはもちろんですが、被災した設備の復旧、風評被害など、もとに戻るまでに、多くの壁があります。

それらの間当然、経営者としては社員の給料削減や、リストラなどの選択肢も入ってくることもあるからです。

もう一つは、外国人労働者の増加とスマホやAIによる言語通訳、案内の進化です。

日本の観光業は現在訪日外国人抜きでは成り立ちませんが、日本語以外の他言語による案内が欠かせません。

今までは他言語を習得した日本人が案内、通訳を行ってきましたが、政府の政策により多くの外国人労働者が日本にきて、日本の文化、習慣、言語習得し就労しています。

また、スマホや通訳機の言語翻訳機能の進歩は著しく、ただ英語(その他言語)を話せる日本人というだけでは、将来的に労働者として必要となくなる可能性もあると思います。

早期退職を打診されたら会社と交渉する!気になるのは退職金

やはりまず気になるのは退職金です。

今後日本の健康寿命が延びていくのは間違いない中で、やはり残りの人生を何を稼ぎに生きていくか考えるには、それなりの時間と投資が必要になると思います。

資産が1000万以上あるなら、すぐにうろたえることはありませんが、資産や貯金がない形で早期退職の打診がされれば、当面の生活費や転職費用などは賄えるくらいの退職金を会社に求めるべきだと思います。

現在は労働力不足で、いわゆる労働者側の売り手市場。

条件などを選ばなければ、転職で仕事を見つけること自体は難しくないと思います。

しかし長期的なキャリア形成を考えると、すぐに転職できるかどうかはそこまで重要ではなく、いかに将来性のある、自分のキャリアややりたいことに見合った転職先を見つけられるかが重要だと思います。

そこを見極めるには、半年や1年、ある程度の期間が必要かと思います。

その間の生活費に見合うくらいの退職金額が提示されれば自分は、早期退職も選択肢の中に入ってくると思います。

よって退職金額が上記の自分の理想に見合った額か、あるいは足りない場合でも退職金額を交渉する余地が人事側とあるのであれば、交渉するメリットはあると思います。

しかし、退職金が到底見合わない額だったり、さらには交渉する余地すらなければ、早期退職の打診に対して「NO」の意思表示をするべきだと思います。

もしくはなぜ自分に早期退職の打診が来たのか、正当な理由か、自分が納得いく理由かどうか、しっかり会社に説明してくれるよう訴えるべきかと思います。

早期退職の対策は、仕事の準備や人脈作りが大まかにでもできていることが大事

もっとも大事なことは早期退職をしても、次に自分が行う仕事の準備や人脈作りが大まかにでもできていることが大事だと思います。

訪日外国人がメインとなった観光業の場合「言語」というのが大きなキーポイントになると思います。

しかし将来的にはこの重要な言語が、外国人労働者やAIがともなった高度な通訳デバイスに取って代わることも考えられます。

また必要な観光情報や交通情報も、事前にスマホなどで調べている訪日外国人も増えています。

そんな状況の観光業の中でこれから重要なのは、他と差別化できる「体験」を提供できるかだと思います。

例えば寿司や着物はすでに、世界中に広がっており、食べたり、着るだけでは日本に来なくても可能です。

そうではなく、「自分で着付け体験をして、そのまま京都の祇園を歩いてインスタ写真を撮ろう」というように、そこに実際こなければ体験できないパッケージとして売り出す必要があるかと思います。

またそれらの体験を提供できるように、準備や人脈を広げるというようなことを今のうちから考えておこうと思います。

そしてもう一つは、日本人の当たり前の生活、普段の生活を覗いてみたいという外国人の要望に応えることです。

東京、富士山、京都、大阪など、日本における有名観光地の旅行も依然として人気ではありますが、リピーター率が高くなっている昨今の訪日外国人は、「メジャーな景勝地はもう見たので、よりディープでマニアックな日本人の生活の一部を覗きたい」という欲求が高くなってきています。

刀鍛冶の工場を見学したり、日本の農業やコメ作りを見学、体験したりと、我々日本人が気付かない普段の暮らしが、これからは旅行のパッケージとして注目されてくる傾向にあります。

なので今まで「灯台下暗し」であった、我々日本人が当たり前のように続けてきた生活や生業、習慣を自身で再発見、再学習し、商品パッケージとして企画・立案する準備をしています。

小規模の個人旅行の割合が増えている→自分で事業を立ち上げるのも悪くない

依然大手の旅行会社のパッケージツアーや、大型バスで何人もの人を先導する大型ツアーが日本各地で見られますが、それでもスマホや格安航空などの普及により、小規模の個人旅行の割合が増えているのも事実です。

もちろん大手の会社や団体に転職するのも選択肢の一つですが、上記のように個人旅行が増え続けている観光業では、個人での通訳ガイドや案内業、個人で簡単な旅行パッケージを企画して売り出すということも今後大きな収入源になると思います。

観光業の場合、Airbnb、タビカというような、宿泊や旅行体験を仲介するサイトが近年増えてきています。

これらは、宿や体験を提供したい個人とそれらを利用したい個人をつなげる仲介サイトです。

昔ではありえなかったこれらの便利で画期的なサイトの出現は、どこかの企業に就職しなくても個人で稼いでいきたい人の背中を大きく押してくれます。

もちろん、はじめから個人事業主一本で転職活動をする必要はありませんが、もし早期退職という選択が自分のキャリアプランの中に早くから入っているのであれば、自分で事業を立ち上げて職を見つけるというのも悪くない選択肢なのかなとも思います。

そんな将来のためにも、現在働いている環境の中でも、今後の自分のキャリアや新しい転職先に活かせそうなモノ、コト、ヒトに貪欲なまでにアンテナを張り続けることが最も大事なことだと思います。

些細なことかもしれませんが、キャリア形成は一日して成らずだと思うので、普段からの積み重ねが重要な局面を乗り切る武器になると思います。

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